Wash Leather Jacket

20年近く着てきたフライトジャケットがあるんですが、一度もクリーニングしていなくて相当汚れています。特に内側ライナーが酷く汗とホコリで臭い。ドライクリーニングとか、ライナーを剥がして洗うとか、特殊な水洗いとか、革ジャンは洗わず着続けるベシとか、いろいろな話を聞きながら何もしてきませんでした。
しかし、とうとう耐えきれずに思い切って水洗いする事にしました。
まずはホコリや落としてウール用洗剤を溶かしたぬるい湯に浸します。インナーライナーを重点にあらって水ですすぎます。湯船をつかいました。水が切れるまでは物干ハンガーに水平に置きます。
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スクーバのウェットスーツ用のハンガーにタオルを巻いて干します。肩のところが幅広く出来ているので丁度よいかと。
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ここカリフォルニアでも乾くのに3日かかりました。
過去に、濡れたグローブをドライヤーで乾かして縮んだ失敗があるので、慎重に屋内で乾かします。
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襟の内側や裾の内側などが擦れて破れてしまっています。ここだけ継ぎ当てするか全部張り替えるか。
ショップに出さなければならないでしょう。要検討ということで今回はこのまま。
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メンテナンス用オイルの代用にスキンケア用の馬油(Bahyu)を拝借して塗ります。
写真は半分(写真右側)塗ったところ。馬油は表面に膜を作るのではなく、スッとしみ込んでくれます。
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フライトジャケットが上手くいったので、続いてモーターサイクルジャケットも洗ってしまいました。
こっちは汚れが落ちにくかったですがブラシとか使って油汚れも落としました。同様に馬油を塗って完了。
臭い汚いと着るたびに思う革製品があったら、水洗いをお薦めします。

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