昔の写真が出て来たので一応記事にしておきます。
私が最初に購入したMTBはクロモリのStumpjumper FS。たしか94か95年式の完成車。
付いていたクランクが形はStrongArmllのクランクに似ていたんですが、あちこちに安っぽい所がありました。
まず、型が170mmと175mmで同じなのか170mmクランクでは先端が長めで余っています。
クランク内側に隠れたアウター/ミドルのリング取り付け部も鍛造後の切削加工で手を抜いていて、だ肉が。
で、重量が510g。
お金がなくて暇があった当時、削って軽量化と仕上げをキレイにしてみました。
先端を短くして、斜めの面がぐるっとまわるように形を整えます。
BBの四角い軸が組合わさる所は外周を四角く削ります。
当時のRitcheyのクランクがBB軸付近が四角い形になっていたのをヒントにしたのですが、
それがカッコ悪かったので外側からは丸く見えるように側面のみ肉を盗みました。
リング取り付け部とクランクの間の駄肉を削り、リング取り付け部自体も台形から丸へ削ります。
結果は1日費やして24g軽くなりました。
今はこんな事する暇はありませんが、昔やってた人は多いのではないですか?
このバイクは日本に置いておいたのでアメリカでは出番無しでしたが、クロモリらしい乗り味の良いバイクでした。