YAMAHA Bronco : Teardown

不調のブロンコを秘密工房へ移動。道中いろいろ試してみました。エアフィルターを新品に、インシュレーターのヒビに接着剤、、、エンジンをかけた後のアイドリングは安定、1/2開度ぐらいまではボコつきながら加速して開けていくと徐々に調子良くなる。やはり濃すぎる気がしますね。それ以上に不可解なのはスロットル戻しても回転が下まで落ちない。そして落ちるときもある。スロットルケーブルは問題なさそうです。

ニュートラルランプが点かず、サイドスタンドを出すとエンジン止まる、、、ニュートラルスイッチの故障か断線か?

工房に到着。雨も降って来たのでチェックしながら掃除と分解していきます。

ニュートラルスイッチからの線はシート下でギボシ端子が外れていました。まずは一つ解決。

ナメて外せなくなったインシュレーターのネジにマイナス溝を切ってトライしましたが、ラウンドの頭なので外周に力がかからず失敗。幸い、ナメてる方のインシュレーター座はU字に開放されているので、横に叩き出してからネジ頭を掴んで外しました。4ミリのアーレンじゃナメやすいですよね。

いろいろ外してみましたが、ネジが無かったり、配線の通しが違ってたり、、、

燃料オフにならない問題。レバー裏の回転する所がサビでザラザラに膨れ、シールが切れてました。口を開けた顔のようになってる黒いゴムの目の下です。

キャブを点検しようとして、「あれっニードルが無い?」

通常はニードルが最初に入って、樹脂のリング、スプリングの順ですが、ニードルの下に樹脂リングが入っていて、ニードルが下方向に押さえられてませんでした。しかもクリップの下にリングが入ってるのでクリップ位置を変える以上に濃くなっていた、、、回転が落ちたり落ちなかったりしたのもおそらくこのせい。

ダイヤフラムカバーを最初に開けておけば気付いたのですが、。、

まぁこんな事もありますよね。

related articles